新型コロナウイルスの影響で減少していた仁川国際空港の利用客が、去年、3年ぶりに増加に転じました。
仁川国際空港公社が8日にまとめたところによりますと、去年の仁川国際空港の年間利用客は1786万9000人で、前の年に比べて5倍以上増加しました。
新型コロナの感染が拡大する前の2019年にはおよそ7117万人に達していた仁川国際空港の利用客は、2020年におよそ6分の1の1205万人に減少し、さらに2021年にはその4分の1に減って316万人でした。
ただ、3年ぶりに増加に転じた2022年も、2019年と比べると依然として4分の1の水準にとどまっています。
去年の利用客を地域別でみると、日本と東南アジア方面が大きく伸びました。
日本発着便の利用客は、218万8000人を記録し、前の年に比べて14倍以上急増しました。ラオス、マレーシア、ベトナムなど東南アジアは、713万2000人で、前の年に比べて12倍増えています 。