韓国では、コーヒーショップの数が4年間で2倍以上に増え、去年は10万店近くになったことがわかりました。コーヒー関連の輸入もおよそ12億ドルまで増え、去年初めて10億ドルを超えました。 
 
韓国農水産食品流通公社が9日にまとめたところによりますと、昨年末の時点で、全国にあるコーヒー・飲料店の数は9万8886軒で、おととしに比べて17%増え、これまでで最も多くなっています。
 
これは、4年前の2018年に比べて2倍以上に増えたものです。
 
飲食店のカテゴリー別にみると、昨年末の時点で店舗数が最も多いのは韓国料理で、続いてコーヒー、フライドチキンの順となっています。フライドチキンの店の数は、2020年まではコーヒー店を上回っていましたが、2021年に逆転されています。
 
一方、関税庁の貿易統計によりますと、去年1月から11月までの韓国のコーヒー関連の輸入額は11億9035万ドルで、前の年の同じ期間に比べて45％増えました。
 
年間のコーヒー輸入額が10億ドルを超えたのは初めてで、20年前の2002年のおよそ17倍に上っています。