物価高が続くなか、ソルラル=旧正月のお供え物の費用負担を和らげるため、政府は、今週末から、伝統市場で生鮮食料品を買った場合、購入金額の最大30%に相当する商品券を支給することにしました。
企画財政部は13日、緊急経済次官会議を開き、今週末からソルラルまで、伝統市場で買い物をした際、市場内の加盟店で使える商品券を、購入金額の最大30%分もらえるイベントを行うことを決めました。
会議では、ソルラルのお供え物として使われる食品の価格動向についても協議しました。政府は今月11日までに肉類や果物、山菜などの備蓄を、合わせて11万5000トン供給しており、その影響で、お供え物として使う16の食品の価格は、去年の旧正月に比べて2.5%低くなっているということです。
ソウル市も12日、ソルラルに向けて、市内の伝統市場108か所で祭礼用品や生鮮食料品を5%から30%割引販売すると発表しました。
鍾路(チョンノ)区の広蔵(クァンジャン)市場や龍山(ヨンサン)区の龍門(ヨンムン)市場などが参加し、各市場では、一定金額以上購入すれば市場内の加盟店で使える商品券や生活用品などがもらえるイベントも行われるということです。