韓国の超党派の国会議員でつくる韓日議員連盟は13日、東京で日韓議員連盟と会合を開きました。徴用訴訟問題についても意見交換が行われたもようです。 
 
出席者によりますと、日本側が徴用訴訟問題の解決の必要性に言及し、韓国の徐瑛教（ソ・ヨンギョ）議員は、「未来志向の韓日関係のためには歴史問題を解決しなければならない」と述べたということです。
 
徐議員はまた、旧日本軍の慰安婦被害者や徴用被害者が受けた苦痛を考え、歴史問題を解決するためには「真摯に対話する必要がある」と述べ、事実上、日本側の真摯な謝罪を求めたものとみられています。
 
韓日議員連盟からは、鄭鎮碩（チョン・ジンソク）会長や金碩基（キム・ソッキ）副会長ら10人が日本を訪問していて、日韓議員連盟からは額賀会長や武田幹事長らが会合に出席しました。
 
ことしは、1998年に当時の金大中（キム・デジュン）大統領と小渕総理大臣が宣言した「韓日パートナーシップ」から25年目となり、今回の議員連盟の会合では、記念式の開催などの協力事業についても議論したということです。
 
韓日議員連盟の代表団は、会合のあと、民団＝在日本大韓民国民団が開いた新年会に出席しました。午後には、自民党の麻生副総裁や松野官房長官と面会することになっています。