朴振(パク・チン)外交部長官は13日、アメリカを訪れている日本の林外務大臣と電話会談し、徴用問題について意見を交わしました。
外交部によりますと、会談はおよそ15分間にわたって行われ、最大の懸案である徴用問題について意見交換し、この問題を解決して韓日関係を健全な状態に戻し、更に発展させるべく、外交当局間の緊密な意思疎通を継続していくことで一致したということです。
韓国政府は前日の12日、韓国の財団が被告の日本企業の賠償を肩代わりする案を検討していると表明していて、朴長官が林外務大臣に韓国側の解決策について説明したものとみられます。電話会談で、林外務大臣が韓国政府の案に対する日本政府の立場について言及したか、注目されます。
会談では、最近の韓半島情勢についても意見が交わされ、両外相は、北韓の核・ミサイルの脅威を抑止し、北韓の挑発に対して強力に対応するために、韓日・韓日米の協力を引き続き強化していくことで一致したということです。