韓悳洙(ハン・ドクス)国務総理は韓日交流を促進するための韓国と日本の協力委員会の代表団と会談し、未来志向の関係発展に向けてともに努力していこうと述べました。
韓日および日韓協力委員会は、民間交流を通じて、親善友好と相互理解を図る目的で、各界の指導者をメンバーとして1969年に設立されました。
国務総理室によりますと、韓総理は18日午後、政府のソウル庁舎で、李大淳(イ・デスン)韓日協力委員会会長や日本側で会長代行を務める自民党の中曽根元外務大臣ら、協力委員会の代表団と会談し、両国の懸案の解決や関係の改善に向けて委員会が役割を果たすよう呼びかけたということです。
また、韓総理は、「1998年に当時の金大中(キム・デジュン)大統領と小渕総理大臣が『韓日共同宣言』を発表してからことしで25年を迎える」としたうえで、「未来志向の関係発展に向けてともに努力していこう」と述べました。
これに対して中曽根氏は、「両国の政府と議会、そして国民の間での活発な交流が重要だ。議会レベルでも両国関係の発展に貢献するよう努力する」と述べました。
韓総理はまた、2030年の万博の釜山誘致に向けた委員会の支援を呼びかけました。