統一部の南北交流協力推進協議会は、「キョレマル(民族語)大辞典南北共同編纂(へんさん)」などの事業に合わせて258億ウォンを支援することを決めました。
まず、キョレマル大辞典南北共同編纂事業にはことし、27億1200万ウォンを支援し、電子辞典や専門用語辞典の編纂を準備します。
この事業は、南北分断の状態が半世紀以上続き、言語の異質化が深刻になっていることを受けて、2005年に始まりました。南北の言語だけでなく、在外同胞が使っている言語も含めてまとめます。
また、高句麗時代の王宮跡として知られる「開城(ケソン)満月台(マンウォルデ)の遺跡の南北共同発掘調査」に関する事業に10億9800万ウォンを支援し、デジタル記録館などを通じて主な成果を共有します。
このほかにも「DMZ統合システムの管理運営」に7億7800万ウォン、「南北管理区域通行体系改善」に40億8500万ウォン、南北交流協力支援協議会と開城工業地区支援財団などの事業費と運営費として171億5700万ウォンをそれぞれ支援する方針です。