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政治

尹大統領 UAE・スイス訪問終え帰国の途に

Write: 2023-01-20 11:15:31Update: 2023-01-20 15:43:28

尹大統領 UAE・スイス訪問終え帰国の途に

Photo : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領はUAE=アラブ首長国連邦とスイスへの訪問を終え、20日、帰国の途に就きます。ソルラル=旧正月連休が始まる21日午前に韓国に到着します。 
 
尹大統領は、14日から17日まで、UAEを国賓として訪問し、ムハンマド大統領と会談しました。ムハンマド大統領は会談で、韓国に300億ドルを投資する意向を表明しました。
 
尹大統領はまた、韓国がUAEに建設したバラカ原発や現地に派遣されている韓国軍の「アーク部隊」などを訪問しました。
 
17日からはスイスを訪れ、国内外の主要企業のCEO=最高経営責任者らと懇談し、韓国への投資を呼びかけました。
 
19日午前にはダボス会議で演説し、世界が直面する複合的危機を協力と連携で乗り切ろうと呼びかけました。
 
会議の後、チューリッヒ工科大学を見学し、歴訪日程を終えました。
 
今回のUAE・スイス訪問では、UAEが300億ドルを韓国に投資することを決めたほか、世界大手の風力発電機メーカー、デンマークの「ベスタス」や、アメリカの製薬大手「メルク」などのグローバル企業から合計8億ドルの投資を誘致するなどの成果をあげました。
 
一方で、「アーク部隊」を訪問した際に、尹大統領が「UAEの敵はイラン」と発言したためイラン側が態度を硬化させ、外交部が対応に追われる事態も起きました。
 
これについて、尹大統領のスイス訪問に同行している大統領室の関係者は現地時間の19日、スイス・チューリヒで記者会見し、「イラン側にやや誤解があったようだ。UAEが直面した安全保障の厳しい現実を直視しながら熱心に勤務してほしいという趣旨の、将兵たちに対する発言だった」と説明し、尹大統領の発言が韓国とイランの関係とは無関係だという立場を改めて示しました。
 
尹大統領は20日、歴訪で取り付けた投資の約束を具体的な経済成果に結びつけることや、尹大統領の発言に反発するイランへの対応などの課題を抱え、帰国の途に就きます。

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