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政治

「佐渡島の金山」の推薦書再提出 外交部が遺憾表明

Write: 2023-01-20 15:34:34Update: 2023-01-20 15:39:47

「佐渡島の金山」の推薦書再提出 外交部が遺憾表明

Photo : YONHAP News

日本政府が世界文化遺産への登録を目指す「佐渡島(さど)の金山」の推薦書を、ユネスコ=国連教育科学文化機関に再提出したことについて、外交部は日本公使を呼び、抗議しました。  
 
外交部は20日、日本政府がユネスコに推薦書を再提出したことについて、遺憾の意を表明したうえで、「強制労働の痛ましい歴史などが反映されるよう、ユネスコなど国際社会と努力を続けていく」と述べました。
 
外交部はまた、ソウルの日本大使館の公使を呼んで、抗議しました。
 
「佐渡島の金山」をめぐって、日本政府は去年2月に世界文化遺産への登録を目指してユネスコに推薦書を提出しましたが、不備が指摘され、登録に向けた手続きは行われませんでした。日本政府は、去年9月に暫定版の推薦書を提出し、ユネスコとのやりとりをふまえて修正し、最終版の推薦書を19日夜に再提出しました。
 
江戸時代に金鉱として有名だった「佐渡島の金山」は、第2次世界大戦が本格化したあと、銅、鉄、亜鉛など戦争物資を確保する鉱山として主に活用されました。
 
韓半島出身の労働者が多数動員されていて、韓国と日本の間で火種となっていることから、日本政府は「佐渡島の金山」の推薦書で、対象期間を16世紀から19世紀半ばまでと限定し、韓半島出身の労働者が働いた期間を外しています。
 
外交部はまた、同じような背景を持つ長崎市の端島を含む「明治日本の産業革命遺産」についても言及し、「世界文化遺産登録後も歴史を説明する日本政府の措置が忠実に履行されていない」と批判しました。

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