韓国では23日、新たに9227人の新型コロナウイルス感染者が報告され、累計の感染者数は3千万人を超えました。
中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は23日午前0時までに新たに9227人が確認され、累計で3000万8756人になりました。
2020年1月に韓国で感染者が初めて確認されてから、ちょうど3年で3000万人を超え、韓国人の5人に3人が感染したことになります。
国際統計サイト「ワールドオーメーター」によりますと、感染者が3000万人を超えたのは、韓国が世界で7番目です。
疾病管理庁の抗体保有率調査では、新型コロナの感染症状が確認されても検査を受けない「隠れた感染者」を含めると、5人に3.5人が感染していることが確認されています。
累計の死者数は3万3235人で、世界で34番目に多くなっています。
去年11月に始まった流行の第7波は減少傾向にありますが、ソルラル連休中に人の移動が増えることや、韓国では、30日から屋内でのマスク着用義務が解除されることなどによって、感染者の一時的な増加も見込まれています。
今月30日から屋内でのマスクの着用義務が解除されても、医療機関や公共交通機関など一部施設では着用義務が当面維持されます。