今月1日からアメリカを訪問していた朴振(パク・チン)外交部長官が5日、韓国に帰国しました。
5日午後、仁川国際空港に到着した朴長官は、記者団の取材に応じました。
朴長官は、ワシントンで、ブリンケン国務長官、そして安全保障問題を担当するサリバン大統領補佐官と個別に会い、去年「グローバルな包括的戦略同盟」に格上げされた韓米同盟を発展させていくことで一致したと述べました。
また、ニューヨークにある国連本部で、グテーレス事務総長と会談し、韓国と国連の連携の強化や、韓半島の平和と安定に向けた協力について議論したほか、2024年から2025年までの国連安全保障理事会の非常任理事国に韓国が選出されるため行ってきた活動なども説明したということです。
一方、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の訪米については、「アメリカ側と緊密に調整を行っているが、まだ確定したことはない」と述べました。
韓国政府によりますと、尹大統領が3月か4月に訪米する方向で、アメリカ側と調整を行っているということです。