トルコ南東部のシリア国境付近で6日に発生した地震で、これまでに両国で合わせて2万人以上が亡くなりました。
AFP通信などの海外メディアによりますと、地震発生から4日目となる9日までに確認された死者数は、トルコが1万7134人、シリアが3162人で、合わせて2万296人となっています。
これは、2011年に起きた東日本大震災の死者・行方不明者の総数1万8423人を上回り、2011年以降の自然災害では最も多くなっています。
トルコとシリアでは捜索活動が続いており、今後も死者数は増える見通しです。
アメリカ地質調査所は10日、死者数が10万人を超える可能性が24%に上ると予測しています。