韓国の中古車のロシアへの輸出が、去年はおととしに比べて8.3倍に増えたことがわかりました。
韓国貿易協会などが12日、発表したところによりますと、去年の韓国の中古車のロシアへの輸出台数は、おととしより8.3倍に増えて1万9626台だったということです。
輸出額では、13倍に増えて5億7276万ドルでした。
韓国から世界に輸出された中古車台数は去年、合わせて40万4653台で、このうちの4.9%がロシアに輸出されました。
ロシアへの輸出が伸びた背景には、ウクライナでの戦争でロシアへの経済制裁が続き、世界の主な自動車メーカーらがロシアへの輸出と現地生産を中止していることがあります。
中古車業界の関係者は、「戦争が本格化した去年4月から、ロシアの消費者の西欧の自動車メーカーに対する需要が、韓国や日本の中古車に向かった。ロシアに輸出される中古車1台あたりの価格も大幅に値上がりした」と話しています。
実際に、ロシアに輸出される中古車一台あたりの平均価格はおととしより1.5倍上がって、去年は2万9200ドルでした。
これは、去年輸出された中古車全体の一台あたりの平均価格7300ドルの4倍を上回ります。
業界によりますと、韓国の中古車は、東海岸で船積みされたあと、ロシア東部に運ばれ、シベリア横断鉄道を経て、モスクワやサンクトペテルブルクなどロシア西部に運ばれているということです。