韓国の合同参謀本部は14日、韓国とNATO=北大西洋条約機構による初めての軍事参謀対話が、13日と14日に開催されたと明らかにしました。
韓国とNATOの軍事参謀対話は、韓半島の安保情勢に対するNATOの理解を深めるとともに、相互交流と協力を協議するための枠組みで、おととし11月と去年4月に双方のトップクラスが互いに訪問したことをきっかけに、定例化が決まったものです。
今回の対話では、合同参謀本部とNATOの協力について協議したほか、双方の戦略に関する方向性を共有しました。
一方、ウクライナに対する武器の支援については、議論しなかったということです。
NATO代表団は14日、南北軍事境界線上にある板門店の共同警備区域(JSA)を視察し、韓半島の厳しい安保情勢と分断の現実に対する理解を深めたということです。
第2回の軍事参謀対話は、来年、ベルギーで開かれる予定です。