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韓半島

北韓 固体燃料式のICBM部隊を創設

Write: 2023-02-15 15:35:54Update: 2023-02-15 15:53:49

北韓 固体燃料式のICBM部隊を創設

Photo : YONHAP News

北韓が今月8日、朝鮮人民軍創設75周年の軍事パレードで公開した固体燃料式のICBM=大陸間弾道ミサイルの運用部隊を創設したことが、15日、明らかになりました。 
 
北韓メディアが9日に公開した軍事パレードの映像では、4つのミサイル関連の「軍旗」が確認されており、このなかには、ICBMが打ち上げられる様子が描かれた軍旗もありました。
 
この軍旗は、今月8日に行われた軍事パレードで初めて公開されたICBMを搭載した移動式発射台に掲揚されていたものと同じだということです。
 
固体燃料式のICBMは、今回の軍事パレードで9軸18輪の発射台に載せられた形で公開されました。この発射台は、北韓の最新型ICBMである火星17の11軸22輪のものより短く、固形燃料式ICBMは、全長およそ20メートルと推定されます。
 
北韓は去年12月、140トンの推進力を持つ固体燃料エンジンの発射実験に成功したと明らかにしましたが、このミサイルの発射実験はまだ行っていません。
 
統一研究院の関係者によりますと、一般的にミサイルを開発すると、およそ10回の発射実験を通して性能を検証したあと、実戦配備を行いますが、北韓はまずミサイルを公開し、その後発射実験を行うということです。
 
統一研究院は、今回、固体燃料基盤のICBMの運用部隊の旗が確認されたため、近く発射実験を行う可能性があるとの見方を示しました。
 
一方、軍事パレードでは、火星17の運用部隊の旗とともに、ミサイル総局の旗も確認されました。
 
北韓は最近、新たな情勢環境に合わせて軍隊の組織改編を行うとしたうえで、各軍を象徴する旗も変更したと明らかにしました。
 
北韓は去年6月の中央軍事委員会の拡大会議で、作戦体系の変化について議論しており、戦術核と戦略核を強調するために、ICBMと戦術核の運用部隊など、軍の組織改編を行った可能性があるとされています。

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