韓国の制服組トップが14日の最前線部隊の視察に続いて、翌15日には、韓半島西の海、西海(ソへ)の北方限界線付近の西北島しょにある部隊を視察し、敵の挑発への対応計画などを確認しました。
合同参謀本部が15日、明らかにしたところによりますと、金承謙(キム・スンギョム)合同参謀本部議長は、海兵隊第6旅団を訪れ、指揮官らと西北島しょ一帯で起こり得る敵の挑発の内容や具体的な対応策について話し合ったということです。
金議長は、「敵がこの地域で挑発に出た場合、タイムリーで効果的な『合同戦力の運用』が何より重要だ。合同参謀本部と作戦司令部は、状況報告、周知、対応のための連携を普段から緊密にしておかなければならない」と強調しました。
続いて、金議長は陸軍・海軍・空軍の作戦部隊を視察しました。
金議長は、敵が挑発を行なった際、動員できるすべての戦力を効果的に運用し、敵を必ず撃滅するよう指示しました。
また、白翎島(ペンニョンド)の住民の避難施設を点検し、「警報の適切な発出や防護施設の拡充のため、関係機関と緊密に協力する必要がある」と強調しました。
★2023年5月1日修正