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韓半島

北韓「超大型放射砲2発を発射」

Write: 2023-02-20 09:36:12Update: 2023-02-20 13:20:04

北韓「超大型放射砲2発を発射」

Photo : YONHAP News

北韓は、20日午前、戦術核を搭載可能な超大型放射砲を2発、韓半島東の海、東海(トンヘ)に向けて発射したと発表しました。 

朝鮮中央通信は、「朝鮮人民軍の西部戦線長距離砲兵部隊が20日朝7時、放射砲射撃訓練を行った」と伝えました。

朝鮮中央通信はさらに、「600ミリ放射砲を動員して発射点から395キロと337キロの仮想標的を設定し、東海上に2発の放射砲弾を射撃した」と明らかにしました。

韓米情報当局は、ミサイルの飛距離や高度などについて、詳しい分析を進めています。

北韓は、18日午後にも、首都平壌(ピョンヤン)近郊の順安(スナン)付近から東海に向けて、長距離弾道ミサイル1発を発射しています。北韓国営の朝鮮中央通信は、18日に発射したミサイルはICBM=大陸間弾道ミサイルの「火星15型」だったと明らかにしています。

今回のミサイル発射は、韓国軍とアメリカ軍が19日に行った連合飛行演習に対する反発とみられます。 

韓米両軍は19日、北韓が18日に行なった ICBM=大陸間弾道ミサイル発射に対応し、韓国空軍のF-35AとF-15K戦闘機や、アメリカ空軍のF-16戦闘機やB-1B戦略爆撃機を出動し、連合飛行演習を行いました。

一方、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)労働党副部長は19日、国営の朝鮮中央通信を通じて談話を発表し、アメリカを名指しして「敵の行動を注視し、我々に対する敵対行為に対しては、きわめて強力な圧倒的対応を実施する」と警告しました。

北韓は、アメリカが北韓問題を取り上げるため国連安全保障理事会を招集したことなどに対して、強い不満を露わにしたものとみられます。

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