国民の経済的な苦痛の水準を表す「悲惨指数」は、先月は8.8となり、1月としては1999年以降で最も高くなったことがわかりました。
「悲惨指数」は、アメリカの経済学者、アーサー・オークン氏が考案したもので、消費者物価の上昇率と失業率を足した数値です。各国の国民生活の困窮度を示し、インフレが進んだり、失業率が上昇したりすると、悲惨指数も上昇し、困窮度が増します。
統計庁によりますと、1月の消費者物価指数は1年前と比べて1.6ポイント上がった5.2%、失業率は0.5ポイント下がった3.6%でした。
消費者物価指数と失業率を足した悲惨指数は、8.8となり、1年前と比べて1.1ポイント上昇しました。
韓国では物価の高止まりが続いていて、消費者物価の上昇率は、去年7月に6.3%となってから下落に転じ、去年11月と12月にはそれぞれ5.0%まで下がったものの、電気料金など公共料金の値上げの影響などで、ことし1月は5.2%となり、再び上昇に転じています。