慶尚北道(キョンサンブクト)の李喆雨(イ・チョル)知事は21日、釜山に駐在する大塚剛総領事と会談し、韓日関係の改善に向けて、両国の地方政府間や民間レベルでの交流を活性化させていくことで一致しました。
大塚総領事は2002年3月、ソウルにある日本大使館での勤務を皮切りに、釜山の日本総領事館副総領事と大使館領事部長を歴任しました。
李知事は大塚総領事との会談で、「韓日両国は強力なパートナーとして、地震への備えや少子高齢化、首都への一極集中など共通で直面している問題が多く、韓国は日本の政策をベンチマークしたり、日本と協力すべき分野が多い」と語りました。
そのうえで、韓日の地方政府間の交流の活性化や経済・民間などさまざまな分野の交流が行われるよう、総領事館の協力を呼びかけました。
これを受けて大塚総領事は、韓日関係に前向きな変化の兆しが見えるなか、両国の地方政府や民間団体が絆を深め、韓日関係改善の追い風となるよう努力すると述べました。
李知事は先月27日、市道知事協議会の会長として、平井伸治全国知事会会長と面談し、ことしの下半期に韓日知事会を開催することで合意しました。