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政治

北韓メディア「23日に東海に向けて戦略巡行ミサイル発射」

Write: 2023-02-24 09:09:29Update: 2023-02-24 10:38:28

北韓メディア「23日に東海に向けて戦略巡行ミサイル発射」

Photo : YONHAP News

北韓の国営メディアは24日、前日23日の未明に北東部の咸鏡(ハムギョン)北道金策(キムチェク)市付近から韓半島東の海、東海(トンヘ)に向けて、戦略巡航ミサイル「ファサル2」の発射訓練を行ったと報じました。 

北韓の朝鮮中央通信が発表したところによりますと、北韓が発射した戦略巡行ミサイル4発は、楕円と8の字型の軌道を描きながら2時間50分間飛行し、東海上に設定された2000キロ先の標的に命中したということです。

朝鮮中央通信は、今回発射したミサイルが核武力に当たるとしたうえで、「敵対勢力に対する致命的な核反撃能力を強化している自分たちの核戦闘臨戦態勢がはっきりと誇示された」と、成果を強調しました。

韓国軍の合同参謀本部は、北韓が発射したと主張する巡航ミサイルについて、韓国とアメリカの偵察資産で探知できていないということで、「北の主張の真偽を含め、さまざまな可能性を分析している」と明らかにしました。

今回の発射が事実だとすると、韓国とアメリカが、22日(アメリカ東部時間)にアメリカ国防総省で北韓の核の脅威を想定した机上演習「拡大抑止手段運営演習」を実施したことへの反発とみられています。

韓国国防部によりますと、韓米両国は、この演習で、常時にも核戦力を継続的に展開するなど、多様な対応体系を構築していくことで合意しています。

また、軍当局は、ジョージア州キングスベイにある海軍潜水艦基地を訪問し、原子力潜水艦の訓練施設を視察しました。

原子力潜水艦基地を韓米の代表がともに訪問するのは初めてです。

また、軍の消息筋によりますと、来月末に、アメリカ海軍のニミッツ級空母が釜山に入港し、韓米合同演習を行う方向で調整が進められているということです。

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