ロシアのウクライナ侵攻から24日で1年になるのに合わせ、朴振(パク・チン)外交部長官は23日、ソウルの外交部庁舎でウクライナのポノマレンコ駐韓大使と面会しました。
朴長官は、「戦争の苦難を克服しようとするウクライナ国民の勇気と犠牲に最も深い尊敬の意を表するとともに、現在の状況が早急に解決されることを願う」と述べました。
また、戦争の早期終結と平和の回復に向け、韓国政府も様々な形で支援していると強調しました。
これを受け、ポノマレンコ大使は、「今年1年が、ウクライナと平和を愛する国々に勝利をもたらす年になることを心から願う」と述べました。
そのうえで、「ウクライナに永久かつ正義の平和が訪れるよう、韓国が国連憲章とルールに基づいた国際秩序の尊重の回復に向けた取り組みに参加することを期待する」と述べました。
一方、外交部の報道官は23日、ソウルの外交部庁舎で開かれた記者会見で、「政府は、ウクライナ戦争の終結と平和の回復に貢献するための国際社会の取り組みに積極的に参加する」と強調しました。
また、国連緊急特別総会に提出されたウクライナの平和を求める決議案に、韓国も共同提案国として賛同する方針を明らかにしました。