韓国の李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防部長官は23日、訪問先のポーランドでブワシュチャク国防長官と会談し、ウクライナへの支援について共通認識を形成したと、24日、国防部が明らかにしました。
ただ、共通認識の内容については言及しなかったため、ウクライナに対する武器の支援を意味するかについては明らかになっていません。
両長官はまた、両国間の国防・防衛産業協力について議論したということで、去年締結された防衛関連の大規模な輸出契約によって、ポーランドの戦力を早期に補強し、近代化の実現に寄与したことを評価しました。
今回の会談で、ブワシュチャク長官は、今後も韓国の武器を購入する方針を明らかにしました。
これを受け、国防部は、武器の輸出によって、ポーランドが韓国と同じ武器体系を運用することになったため、両国で交互に合同軍事演習を行うことにしたと明らかにしました。
両長官はまた、韓国とポーランドの国防・防衛産業協力を体系的に管理するため、長官級の定例協議を実施することで合意しました。
会談後、両長官は、韓国から輸入したK9自走砲の射撃試験に立ち会いました。