乾燥した日が続いていることから、政府は、4段階ある山火事災害の警報を、一番下の「関心」から一つ上の「注意」に引き上げました。
山林庁は26日、一部の地域を除く全国ほとんどの地域に対して「山火事災害国家危機警報」を「注意」に引き上げたということです。
先週末に雨や雪が降り、山火事のリスクが低いとされる江原道(カンウォンド)や慶尚北道(キョンサンブクト)の東海岸の一部の地域は、引き上げの対象から除きました。
山林庁は、警報レベルの引き上げにともない、2万2000人あまりの人員を配置するなど、山火事の予防や監視体制の強化を図る方針です。
現在、首都圏や南海岸、内陸部の各地では乾燥注意報が出されていて、気象庁は当面、乾燥した日が続くという見通しを示しています。
★2023年3月2日修正