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国際

米国 北韓の「宣戦布告」に対し無条件の対話路線を再確認

Write: 2023-02-28 11:18:13Update: 2023-02-28 15:19:31

米国 北韓の「宣戦布告」に対し無条件の対話路線を再確認

Photo : YONHAP News

北韓が24日、韓米が対北韓で軍事演習を続ければ「宣戦布告と見なす」とする談話を出したことについて、アメリカ国務省のプライス報道官は現地時間の27日、北韓に対して対話への復帰を促すとするこれまでの立場を改めて表明しました。 
 
プライス報道官は27日の定例会見で、北韓が24日に出した談話について、「われわれは宣伝や扇動には対応しない」としながらも、「北韓に対するわれわれの立場は明白だ。北韓の核とミサイルの開発は、域内を超えた安全保障の脅威であり、同盟国を守るとするアメリカの約束はゆるぎないものだ」と述べました。
 
プライス報道官はまた、「複数のICBM=大陸間弾道ミサイルを含め、前例のない挑発を続け、安全保障を脅かしているのは北韓だ」とし、「それでもわれわれは、北韓に対していかなる敵対的意図もなく、前提条件のない対話を求めている」と強調しました。
 
プライス報道官はそのうえで、「われわれの求めを拒否しているのは北韓だ。われわれは会って議論する機会を望んでいる」と述べました。
 
北韓外務省でアメリカを担当するクォン・ジョングン局長は24日、談話を出し、「アメリカがわれわれに対する敵対的かつ挑発的な慣行を続ければ、わが国に対する宣戦布告と見なされる可能性があることを肝に銘じなければならない」と警告し、「朝鮮半島と周辺地域で軍事的緊張激化の悪循環を防ぐための唯一の方法は、アメリカが韓国に対する戦略資産展開の公約を放棄し、われわれに反対する各種名目の合同演習を中止するといった明白な行動で立場を示すことだ」と主張しています。

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