全国の小中高校で2日、入学式が行われましたが、マスク着用義務のない対面での入学式が4年ぶりに行われました。
政府の日常回復という基調方針に沿って、学校現場に適用される防疫ルールも2日から変わります。
まず、すべての生徒と教職員に義務付けられていた、登校前の新型コロナ自己診断アプリの登録は、発熱やせきなどの症状がある場合や迅速抗原検査が陽性である場合、同居中の家族が新型コロナに感染して本人がPCR検査の結果を待っている場合など、感染リスクの要因がある場合にのみ勧告されます。
また、登校する生徒と教職員全員を対象に行っていた検温義務も解除されたほか、食堂の仕切り版の設置義務も廃止されました。
教育部は、2日から16日までの2週間を「学校防疫特別支援期間」に指定し、新しい指針が現場に定着するよう支援する方針です。