在独北韓寄りの学者37年ぶりに帰国
Write: 2003-09-22 00:00:00 / Update: 0000-00-00 00:00:00
ドイツに住む北韓寄りとされる韓国人学者 宋斗律(ソン・ドゥユル)さん(59)が37年ぶりに韓国に帰国しました。宋斗律さんは22日午前、ベルリンからのルフトハンザ機で家族4人で仁川空港に帰国し、民主化運動を行っている団体や弁護士、2000年の帰国挫折をドキュメンタリーに制作した映画監督ら300人が出迎えました。宋斗律さんは空港で記者会見し「67年7月15日に韓国を離れてから37年ぶりの帰国となり感無量です。韓国社会はう余曲折はあったものの、経済発展と民主化を同時に成し遂げた国です。世界化の時代に韓半島が進むべき方向について、私自身が考えてみるよい契機になることを期待します」と述べました。宋斗律さんについて国家情報院は国家保安法違反の疑いで逮捕状をとっていましたが、「弁護士を通じて自ら出頭する意向を示した」として、空港では逮捕しませんでした。宋斗律さんはドイツのミュンスター大学の社会学の教授で、67年にドイツに留学してからは北韓寄りの人物とされており、91年には北韓の社会科学院の招待を受けて北韓入りするなど合わせて10回北韓を訪問し、97年に韓国に亡命した黄長燁元北韓労働党書記によって‘北韓労働党政治局の候補委員’だとされてきました。
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