新型コロナの感染拡大前と比べて半分以下となっている首都圏の空港リムジンバスの運行便数について、ことし9月までに90％の水準まで増便されることになりました。  
 
国土交通部が15日、発表したところによりますと、ソウル市、京畿道（キョンギド）、仁川（インチョン）国際空港公社、韓国空港公社などと協議し、首都圏の空港リムジンバスをことし6月末までに574便増やし、感染が拡大する前の70％の水準に引き上げ、9月末までにさらに892便増やし、90％の水準に回復させる方針を決めたということです。
 
空港リムジンバスの便数は先月の時点で、感染が拡大する前の45%ほどで、国際線旅客便の回復率61%より低くなっています。
 
ソウル市は、空港リムジンバスの運行の正常化に向けて、バスの事業者4社に対して、増便にかかるコストとして、25億ウォンを支援する方針で、仁川国際空港公社も、江南（カンナム）やソウル駅と空港をそれぞれ結ぶ3路線に対して毎月6600万ウォンを支援する方針です。