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政治

韓日首脳会談 与野党の評価が対立

Write: 2023-03-17 10:14:22Update: 2023-03-17 15:48:03

韓日首脳会談 与野党の評価が対立

Photo : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と岸田文雄総理大臣が16日に行った首脳会談について、与野党は、まったく違う評価をしています。 
 
与党「国民の力」の報道官は、共同記者会見の直後に論評を出し、「尹大統領の決断により、両国がともに繁栄する新たな時代が開かれた」と評価しました。
 
この報道官は、「過去の歴史は変えられないが、未来はともに作ることができる。自由民主主義の危機に直面する韓日両国は、手を組まなければ、国際秩序の変化の渦のなかでいずれも生き残れなくなる」と強調しました。
 
また「今回の会談は、韓国が主導的に国際情勢を突破し、グローバル中心国に飛躍するという意志の表明だった。『国民の力』と尹政権は自由主義連帯の先頭に立ち、国際社会で韓国のステータスに見合った役割を果たしていく」と述べました。
 
これに対して、最大野党「共に民主党」の報道官は、国会で定例の会見を開き、「韓日首脳会談は屈従外交で、国民に羞恥心だけを与えた。得たものは一つもなく、譲り渡すだけの外交参事だった」と評価しました。
 
この報道官は、「日本政府は徴用問題に関する謝罪も、歴史についての責任感も示さなかった。このような厚顔無恥な態度にもかかわらず、尹大統領は日本をかばうのに必死だった」と批判しました。
 
また、「政府が強調していた未来パートナーシップ基金に日本企業は一社も参加せず、輸出規制の強化についての謝罪や遺憾の表明も、日本からの輸出の手続きを簡略化できる国の『ホワイト国』への復帰についての明確な回答もなかった。なのに尹大統領はGSOMIA=韓日軍事情報包括保護協定の完全な正常化を宣言した」と指摘しました。
 
この報道官は、「尹大統領はどうしてこれほど急いで、国民のプライドや国益を売り渡したのか。日本の謝罪と反省、賠償のない未来志向の韓日関係はごまかしに過ぎない」と批判しました。

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