大学生らでつくる団体「平和ナビネットワーク」は、4日から全国12の大学で、政府が発表した徴用問題の解決策の撤回を求めるリレーデモを行うと明らかにしました。
もともと慰安婦問題の解決を目標とするこの団体は、徴用問題に対する韓国政府の解決策について、「政府は日本の誠意ある呼応を求めたが、日本は教科書の改訂を通して歴史を歪曲している。リレーデモを通じて、大学生が解決策に反対していることを発信したい」と話しています。
リレーデモは、4日から12日まで、ソウルの大学8校、京畿道(キョンギド)2校、江原道(カンウォンド)1校、済州1校の、合わせて12校で行われる予定です。
デモに参加する各大学は、キャンパス内で政府の解決策に反対する署名活動も行う計画です。
先月6日、政府が徴用問題の解決策を発表したことを受け、「平和ナビネットワーク」は全国の大学18校で大学生らとともに政府を糾弾する声明を朗読するなど、抗議活動を行ってきました。