国会議員や日本の教育長に当たる教育監を選ぶ再選挙と補欠選挙の投票が、5日、全国9つの選挙区で行われています。
今回は、当選が無効となったことにともなう再選挙と辞任などによる空席を埋めるための補欠選挙が行われ、国会議員1人、教育監1人、自治体の長1人と議員6人を選びます。
このうち、全羅北道(チョンラブクト)全州(チョンジュ)市では、前回の国会議員選挙で野党「共に民主党」から出馬した李相稷(イ・サンジク)前議員の当選が選挙法違反で無効となり、再選挙が行われています。
この選挙区は伝統的に「共に民主党」が強いとされていますが、「共に民主党」は、李前議員の選挙法違反の責任を取り、今回は候補を擁立していません。
野党「正義党」も候補を立てず、与党「国民の力」、野党「進歩党」、無所属から立候補している合わせて6人の戦いとなっています。
投票は午後8時に終わりますが、新型コロナで隔離中の有権者は、午後8時半から9時半まで投票できます。
投票終了後、直ちに開票が行われ、当選者が決まり次第、任期がスタートます。