尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、山火事で大きな被害を受けた10の地域を、特別災害地域に指定しました。
特別災害地域に指定されたのは、忠清南道(チュンチョンナムド)の錦山(クムサン)郡、唐津(タンジン)市、保寧(ポリョン)市、扶余(プヨ)郡、大田(テジョン)市の西(ソ)区、忠清北道(チュンチョンブクト)の沃川(オクチョン)郡、全羅南道(チョンラナムド)の順天(スンチョン)市と咸平(ハムピョン)郡、慶尚北道(キョンサンブクト)の栄州(ヨンジュ)市の10地域です。
尹大統領は、被害を受けた住民が日常を速やかに取り戻せるよう支援するとともに、雨による土砂崩れなどの二次災害が発生しないよう復旧工事や安全の確保に万全を期すよう行政安全部に指示しました。
大統領室の報道官は、「行政安全部、山林庁など関係省庁と合同で特別災害地域に対する被害の調査を行い、具体的な復旧にかかる費用を算定して、支援する方針だ」と説明しています。
韓国では、全国的に空気が乾燥し、各地で山火事が発生していて、そのうち5か所では山火事の警戒態勢として最高のレベル3が出されるなど、大きな被害が出ていました。
★2023年5月12日修正