今月末に予定されている尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領のアメリカ訪問の際、国会議員も同行するもようです。
大統領室の金恩慧(キム・ウネ)広報首席秘書官は6日の定例の会見で、「尹大統領のアメリカ訪問に『特別随行員』として国会議員も同行することになりそうだ。国益のために議員らも少なからぬ役割を果たしてくれると期待している」と述べました。
また金秘書官は、尹大統領のアメリカ上下両院合同会議での演説が事実上確定したことについて、「マッカーシー下院議長が近く、韓国政府に公式な招待状を送る見通しだ」と説明しました。
尹大統領は5日、韓国を訪れているマッコール下院外交委員長と面会し、アメリカ上下両院合同会議での演説の要請を受け入れていますが、これについて金秘書官は、「これまでの外交儀典上、かなり異例だ。これまで、アメリカ議会での演説を韓国の首脳に要請する際は、アメリカの韓国大使館や韓国大使を通じて伝えていた」と話しました。
大統領室は、アメリカ側がこれまでよりさらに礼を尽くして尹大統領に演説を要請したかたちだと説明しました。
大統領室の高官は、尹大統領のアメリカ訪問に野党議員も同行するかについては、「最終的に決まってはいないが、同行する議員らは韓米友好の一翼を担う方々で、野党議員も含まれていると承知している」と話しました。
また、企業関係者らの同行については、「企業関係者の人数や訪問日程は決まっていないが、輸出拡大など経済安全保障に焦点を合わせることになるだろう」として企業関係者が同行する可能性があることを示唆しました。