朴振（パク・チン）外交部長官は10日、来月広島で開催されるG7＝主要7か国サミットを前に、韓国に駐在しているG7各国の大使らを招いて夕食会を行いました。 
 
夕食会には、日本の相星大使のほか、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダの駐韓大使が出席しました。
 
朴長官は夕食会のあいさつで、世界共通の課題解決に向けたG７の貢献をたたえ、韓国がG７の会合に参加することができ光栄に思うと述べました。
 
そのうえで、G７サミットの成功のために、議長国の日本をはじめG７各国と緊密に協力していくと話しました。
 
朴長官は、「尹錫悦（ユン・ソンニョル）政権は、世界が直面している困難をチャンスに変えるため、グローバル中枢国というビジョンを掲げ、未来に向かって大胆な一歩を踏み出している。そのうちのひとつが韓日関係の改善に向けた取り組みである」と述べました。
 
そのうえで、「未来志向的なパートナーシップのため、日本が来月のG７サミットに韓国を招待したことを歓迎する」と述べました。
 
ことしのG7サミットは、5月19日から21日まで広島で開催されます。日本は議長国として招待国を決めることができ、岸田総理大臣は先月、韓国をはじめブラジル、インドなど、８か国の首脳らを招待することを表明しました。