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社会

「エムポックス(サル痘)」市中感染の増加で警戒レベル引き上げ

Write: 2023-04-13 11:51:44Update: 2023-04-13 11:59:06

「エムポックス(サル痘)」市中感染の増加で警戒レベル引き上げ

Photo : YONHAP News

韓国国内で「エムポックス」、これまでの「サル痘」の感染者が最近、相次いで確認されたことを受け、疾病管理庁は、4段階の警戒レベルをもっとも低い「関心」から一つ上の「注意」に引き上げました。  
 
疾病管理庁は12日午後、会議を開き、「エムポックス」の発生は世界全体では減少傾向にあるものの、日本や台湾などで感染が広がっていることや、韓国国内でも市中感染とみられるケースが確認されていることなどを総合的に判断し、13日から、4段階ある感染症の警戒レベルを「注意」に引き上げると発表しました。
 
疾病管理庁によりますと、今月7日から12日にかけて、海外への渡航歴のない感染者が国内で4人確認され、国内での感染確認はあわせて9人になったということです。
 
今月感染が確認された4人はいずれも、症状が現れる前の3週間以内に韓国国内で感染源と濃厚接触したとみられていますが、このうち2人はソウル、1人は京畿道(キョンギド)もう一人は全羅南道(チョンラナムド)に住んでいて、この4人の関連性はまだ確認されていないということです。
 
警戒レベルの引き上げにより、疾病管理庁は「エムポックス」の対策チームを中央防疫対策本部に格上げするなど対応を強化するほか、各自治体は、感染者の発生地域を中心に防疫対策班を設置する方針です。
 
「エムポックス」、これまでのサル痘は、感染した人や動物の体液や血液に触れたり、長時間、飛まつにさらされたりした場合に感染するウイルス性の感染症で、発熱や発疹などの症状が現れます。

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