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日本の不利の戦況を伝える 元京城放送局職員らが式典

Write: 2003-09-24 00:00:00Update: 0000-00-00 00:00:00

韓国が日本の植民地だった時代に、ソウルにあった京城放送局の韓国人職員を中心に展開されていた独立運動「短波放送 連絡運動」の記念式典が、韓国放送人同友会員20人が出席して、24日、ソウル・ヨイドのKBS本館の建物の外にある「忘れじの碑」の前で行われました。「短波放送 連絡運動」は、1942年から1年間、京城放送局の韓国人職員が中心となって中国やアメリカから発信される短波放送をこっそり聴いて太平洋などで日本が敗けている戦況を仲間に知らせていたことで、放送関係者300人あまりが逮捕され、このうち75人が有罪判決を言い渡されて45年の日本の敗戦までの間、投獄生活を送りました。24日の記念式典で韓国放送人同友会のハン・ヨンソプ会長は、「この運動は、韓国の国民に希望と勇気を与えた放送人による独立運動だった。12年前のきょう、この運動を記念して建立した「忘れじの碑」が、韓国の放送人たちの気概を高めるともし火となることを願って止みません」とあいさつしました。

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