岸田総理大臣の街頭演説の現場で爆発物が投げ込まれた事件を受け、韓国の警護処は17日、 尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の海外訪問に備え、警備態勢を強化する方針を明らかにしました。
警護処は、「岸田総理大臣に爆発物が投げ込まれた事件を注視し、類似の状況に、徹底して備える」として、「尹大統領の海外訪問の際にも、完璧な警護態勢を維持できるよう措置を取る」と強調しました。
尹大統領は今月下旬に、韓米同盟70周年を記念してアメリカを訪問し、来月には広島で開かれるG7サミットに参加するため日本を訪れる予定です。
警護処は、相手国の協力を仰ぎつつ、大統領の海外訪問時の警備システム全体を見直す考えです。