ことし第1四半期の日本からの水産物の輸入は、前の年の同じ時期に比べておよそ21%増加し、四半期としては2011年の福島第1原発の事故以降、最大となりました。
関税庁が18日、まとめたところによりますと、ことし第1四半期の日本からの水産物の輸入額は、前の年に比べて20.9%増えた4858万2000ドルでした。
2011年3月に発生した原発事故を受けて、韓国政府はその年の9月、福島をはじめとする8県からの水産物の輸入を禁止し、この措置は今も維持されています。
これによって日本からの魚介類の輸入が減り、2011年第1四半期に7380万4000ドルだった輸入額は、翌年の第1四半期には2899万7000ドルへとおよそ60%減少し、2014年の第1四半期には1761万8000ドルにまで落ち込みました。
その後、2000万ドルから3000万ドル台で推移し、2020年の第1四半期からことし第1四半期まで、3年連続で増加しています。
とくにことしは、福島第1原発からの汚染処理水の海洋放出に対する懸念が高まっているなかでも、日本産水産物の輸入は増えています。
ことし第1四半期の韓国の魚介類の輸入は、全体で14億2000万ドルで、前の年に比べて1.0%減っていますが、日本からの輸入額は増えました。
輸入の量も、全体では34万9000トンと6.2%減りましたが、日本からは7669トンで15.0%増えています。