大統領室は20日、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の24日から30日までのアメリカ国賓訪問について、日程を正式に発表しました。
まず25日は、尹大統領はバイデン大統領とともにワシントンにある韓国戦争戦没者慰霊碑を訪れ、夕方には、金建希(キム・ゴニ)夫人とジル婦人も加わって親睦を深める時間を持つ予定です。
26日は、午前にホワイトハウスで公式歓迎式が行われ、その後、尹大統領とバイデン大統領による首脳会談、そして、バイデン大統領主催の夕食会が開かれます。
27日は、尹大統領は、アメリカ上下両院合同会議で演説したあと、ボストンに移動し、28日にマサチューセッツ工科大学でデジタル・バイオ分野の専門家らと対談します。
尹大統領はまた、ハーバード大学を訪問し、「自由に向けた新たな旅」をテーマに、現職の韓国大統領としては初めてケネディスクールで講演するということです。
そして、現地時間の29日に帰国の途に就きます。
大統領室の金泰孝(キム・テヒョ)国家安保室第1次長は、「韓米両首脳は、歓迎式や首脳会談、夕食会など長い時間を共に過ごし、70年間の韓米同盟の成果を祝い、未来の同盟発展の方向性について踏み込んだ意見交換を行う」と説明しました。
ホワイトハウスも現地時間の19日、尹大統領の国賓訪問の日程を公式発表し、尹大統領の国賓訪問で「アメリカと韓国の強固な同盟関係を強調する」としています。
韓国の大統領が国賓としてアメリカを訪問するのは、2011年の当時の李明博(イ・ミョンバク)大統領以来12年ぶりです。