韓国の外貨準備高が、IMF=国際通貨基金が推奨する適正水準を3年連続で下回ったことがわかりました。
IMFは、輸出額、通貨の供給量、対外短期債務やその他の負債の額をもとに、各国の外貨流出リスクを算出し、リスクを防ぐために必要な外貨準備高の目安を示していて、その目安の100~150%を適正な水準として推奨しています。
国際金融センターによりますと、韓国の去年の外貨準備高は、IMFの目安の97%でした。
韓国の外貨準備高は、通貨危機直後の1998年と1999年にIMFの目安を下回ったあと、2000年から2019年までは上回っていましたが、2020年から3年連続で下回っています。
国際金融センターは、「世界的な景気減速や地政学的不安など危機発生の可能性に備え、保有する外貨を増やし、域内の金融協力を強化するなど、金融セーフティーネットの強化に向けた努力を続ける必要がある」と指摘しています。
ただ一方で、「この指標は、外貨準備高の適正水準を評価する様々な指標の一つで、韓国の外貨準備高が危険な水準であることを意味するものではない」と説明しています。