北韓の無人機が韓国の領空を侵犯した場合に、その無人機を撃墜できる韓国製のレーザー対空兵器の開発が終わり、来年量産が始まる見通しです。 
 
防衛事業庁の関係者が26日に明らかにしたところによりますと、国防科学研究所はこのほど、レーザー対空兵器「ブロック-Ⅰ」の性能評価試験を行い、国防部から合格判定を受けたということです。
 
評価試験では、3キロ以上離れたところを飛んでいる無人機30機をレーザーですべて撃ち落とし、命中率は100%だったということです。
 
来年から量産が始まり、早ければ来年中にも実戦配備される見通しだということです。
 
実戦配備されれば、レーザー対空兵器としては世界初となります。
 
光の速度で移動する強いエネルギーを利用するレーザー兵器は、事実上回避が不可能なため、ドローンやミサイルなどに対する最適な迎撃手段として注目されています。