半導体輸出の不振が続いていることなどが影響して韓国の輸出は7か月連続で減少しました。一方、貿易収支は、14か月連続で赤字となっています。
産業通商資源部は1日、4月の輸出額は496億2000万ドルで、前の年の同じ時期にくらべて14.2%減ったと明らかにしました。
月間の輸出は、去年10月から7か月連続で減少していて、2020年1月以降で、最も長い期間、減少が続いています。
輸出の減少には、半導体の輸出が前の年より41%減少したことが大きく影響しています。
半導体の輸出は、去年8月以降、9か月連続でマイナスを記録しています。
地域別に見てみますと、最大の輸出相手国である中国向けの輸出は、前の年に比べて26.5%減ったほか、ASEAN=東南アジア諸国連合向けの輸出も26.3%減少しました。
これについて、産業通商資源部は、グローバル経済の回復が遅れていることや、中国やベトナムで輸入品への需要の鈍化が続いていることが背景にあると説明しています。
先月の輸入額は、前の年より13.3%減少した522億3000万ドルで、貿易収支は26億ドルの赤字となりました。
貿易収支は、去年3月から14か月も赤字が続いていて、貿易収支の赤字が13か月以上続いたのは、1995年1月から1997年5月まで続いて以来、初めてです。
ただ、原油などエネルギー輸入額が減ったことで、貿易収支の赤字幅はことし1月に125億ドルでピークに達したあと、徐々に縮小しています。