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社会

旧米軍基地の一部が「龍山子ども庭園」として4日にオープン

Write: 2023-05-03 10:23:17Update: 2023-05-03 15:26:25

旧米軍基地の一部が「龍山子ども庭園」として4日にオープン

Photo : YONHAP News

韓国に駐留するアメリカ軍から返還された龍山(ヨンサン)区の元軍用地の一部が、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の就任1周年を迎える4日、「龍山子ども庭園」として一般に公開されます。 
 
大統領室は2日、今後造成される「龍山公園」に先駆けて、大統領室庁舎前の一部の敷地、およそ30万平方メートルに、「龍山子ども庭園」が完成したと明らかにしました。
 
「龍山公園」の造成予定地は、1904年の韓日議定書の締結後に日本軍が駐留し、韓国が独立した後はアメリカ軍基地として利用された土地で、一般に公開されるのはおよそ120年ぶりです。
 
大統領室によりますと、「龍山子ども庭園」は、もともとアメリカ軍基地だった痕跡を活かしたさまざまな施設が特徴です。
 
例えば、アメリカ軍の将校たちが使っていた赤い屋根の住宅を改修した休憩スペースや、朝鮮時代の終わりから現在までの120年にわたる龍山基地の歴史を紹介する広報施設を作りました。
 
また、4つの野球場として使われていた敷地は、ソウルの都心では珍しい2万坪規模の芝生に整備されました。
 
さらに、庭園内にある丘からは、庭園の全景だけでなく、南山(ナムサン)や龍山都心、国立中央博物館を一望できるほか、大統領室庁舎の2階と5階に設置されている大統領執務室を見ることができるということです。
 
大統領室の関係者は、「就任1周年を迎え、龍山子ども庭園の公開により、国民に寄り添うという尹大統領の約束が守られた。未来世代のための空間として整備していくとともに、国民との対話を増やしていきたい」と語っています。

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