7日に韓国を訪れる岸田文雄総理大臣は、翌8日、全経連=全国経済人連合会など韓国の経済6団体のトップらと面会するもようです。 
 
財界が4日、明らかにしたところによりますと、岸田首相は7日に尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領と会談し、翌8日午前、ソウル市内のホテルで韓国の経済6団体のトップらと面会する予定だということです。
 
経済6団体は、大韓商工会議所、全経連、韓国経営者総協会、韓国貿易協会、中小企業中央会、韓国中堅企業連合会です。
 
尹大統領がことし3月に日本を訪れた際は、全経連が主催して韓日ビジネスラウンドテーブルが開かれましたが、今回の会合はソウルの日本大使館が主催してお茶会の形で開かれます。
 
会合は非公開で行われ、両国の経済交流の活性化をはじめ、世界のサプライチェーンの再編への共同の対応や、半導体、バッテリー、EV=電気自動車などでの協力についても意見が交わされる見通しです。
 
会合には、韓日経済協会のトップも同席する予定です。
 
岸田総理大臣が韓国の4大グループのトップらと面会するかはまだ決まっていません。
 
先月の韓米首脳会談をきっかけにアメリカを訪れた李在鎔（イ・ジェヨン）サムスン電子会長はまだ海外での日程が続いているということです。
 
現代グループやLGグループのトップも日本大使館側の公式な招待を受けていないとされています。