産業通商資源部は8日、シンガポールで8日から15日まで開かれるIPEF=インド太平洋経済枠組みの3回目の首席交渉官会合に、韓国代表団が出席すると明らかにしました。
IPEFは、アメリカのバイデン大統領が去年5月に日本を訪問した際に東京で発足した経済圏構想で、去年9月に正式に交渉がスタートし、貿易や投資に関する共通ルールを新たに設ける作業を行っています。
産業通商資源部は、「今回の交渉は、貿易、サプライチェーン、クリーン経済、公正な経済という4つの分野について、具体的な進展につながる重要なきっかけになると予想する」とし、「韓国政府の立場を積極的に反映し、立場が似ている国との協力も模索する」としています。
なかでも、サプライチェーンに対するモニタリングの強化、域内の危機対応協力システムの構築について、早期に成果をあげられるよう、集中的な交渉が行われる予定だということです。
首席代表を務める盧建基(ノ・ゴンギ)通商交渉室長は、「先の韓米首脳会談で、次回の交渉を釜山(プサン)で開催することにした」としたうえで、「インド太平洋地域の包括的で持続可能な発展に貢献しながら、韓国の産業競争力を強化し、安定した環境を企業に提供するために最善を尽くす」と述べました。
IPEFには、アメリカと韓国、日本、インド、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー、インドネシア、タイ、マレーシア、シンガポール、フィリピン、ベトナム、ブルネイの14か国が参加しています。