8日から日本を訪れている韓国貿易協会の具滋烈(ク・ジャヨル)会長は9日、大阪で、関西を代表する経済団体・関西経済同友会の角元代表幹事と懇談し、関西地域との協力強化への期待を示しました。
懇談で、具会長は、「2回にわたる両国の首脳会談以降、韓日関係に薫風が吹き、両国の経済協力が加速している」としたうえで、「日本の第2経済圏である関西地域との協力を強化するきっかけになることを希望する」と述べました。
角元代表幹事は、歓迎のあいさつで、「関西は2次電池産業の開発と生産の拠点で、韓国企業とのサプライチェーンでの協力が見込まれる。両国の未来志向の関係を目指し、韓国貿易協会と協力拡大、交流活性化を図りたい」と述べました。
韓国貿易協会は、10日に東京で「韓日未来産業協力フォーラム」を開き、水素や二次電池など有望な産業分野での韓日の協力拡大などについて議論するほか、10日と11日には韓国製品の商談会を開きます。