電気とガスの料金が5.3%引き上げられ、各家庭が毎月払う光熱費は、4人家族の場合、平均およそ7400ウォン、日本円で750円程度、高くなります。
政府は15日、第2四半期の電気料金とガス料金の変更を発表しました。
16日から、電気料金はキロワット時あたり8ウォン、都市ガスはメガジュールあたり1.04ウォン値上がりしました。
おととしの下半期から国際エネルギー価格が急騰し、燃料費が高止まりしていましたが、先の文在寅(ムン・ジェイン)政権も今の尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権も、物価高の中、消費者の負担を増加させることに消極的で、原価の高騰を電気・ガス料金に十分に反映できずにいました。
このため、韓国電力と韓国ガス公社の財政は、大きく悪化しています。
韓国電力は、おととしからの2年間で赤字が38兆5000億ウォンにまで膨れ上がったほか、ことしの第1四半期も6兆2000億ウォンの赤字となっています。
また、韓国ガス公社の損失は、去年末に8兆6000億ウォンだったものが、ことし第1四半期にはさらに3兆ウォン増えました。
電気料金はことし第1四半期にキロワット時あたり13.1ウォン値上げされ、今回さらに8ウォン高くなりましたが、韓国電力が赤字を免れるために必要な引き上げ幅51.6ウォンにはほど遠い水準となっています。
また、韓国ガス公社の赤字の解消には、メガジュールあたり10.4ウォンの料金引き上げが必要ですが、今回の値上げはその10分の1程度にとどまっています。
専門家らの間では、光熱費の料金を原価に合わせて設定する制度を設けることが必要だという指摘が出ています。