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政治

韓国・カナダ 初の「2+2経済安保対話」 供給網協力など議論

Write: 2023-05-17 10:09:02Update: 2023-05-17 10:17:55

韓国・カナダ 初の「2+2経済安保対話」 供給網協力など議論

Photo : YONHAP News

韓国とカナダの外交と産業の閣僚が一堂に会し、経済安全保障について話し合う協議が初めて開催されました。 
 
朴振(パク・チン)外交部長官と安德根(アン・ドックン)産業通商資源部長官、そしてカナダのジョリー外相とシャンパーニュ革新・科学・産業相は、16日午後、ソウルの外交部庁舎で「2+2経済安保対話」を行いました。
 
この会議は、去年9月、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領とトルドー首相の首脳会談で発足に合意したもので、両国ともに、いわゆる「2+2」の形での協議体を運営するのは、これが初めてです。
 
この会議で朴長官は、「韓国とカナダは、価値観と利害を共有する理想的なパートナーだ」として、「両国は、経済安全保障分野の協力において大きな潜在力がある」と強調しました。
 
シャンパーニュ革新・科学・産業相は、サプライチェーンをめぐる現状への認識は韓国と同じだとしたうえで、この分野での協力を発展させることで、「信頼しにくい政権に対する依存度を減らすことができるだろう」と語りました。
 
この発言からは、中国やロシアなどに対する依存を減らそうとする意向が読み取れます。
 
両国は、今回の会議で、▲中核鉱物・半導体などの供給網、▲天然ガス・水素・原子力などクリーンエネルギー分野での協力強化策について議論しました。
 
カナダは世界的な鉱物生産国で、韓国政府はバッテリーや半導体などの必須材料である中核鉱物分野におけるカナダとの協力の必要性を強調してきました。
 
このほか、今回の協議では、インド太平洋戦略や深刻化する米中間の技術競争、ウクライナ情勢の影響などを含め、グローバルな懸案に対する評価と経済安全保障政策に関する意見交換も行われました。
 
一方、カナダのトルドー首相も17日、韓国を訪問し、尹大統領と首脳会談を開く予定です。

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