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社会

民衆デモと農民一揆の記録がユネスコ世界記憶遺産に登録

Write: 2023-05-19 10:31:12Update: 2023-05-19 17:40:22

民衆デモと農民一揆の記録がユネスコ世界記憶遺産に登録

Photo : YONHAP News, CULTURAL HERITAGE ADMINISTRATION

1960年に起きた、独裁政権に反対する民衆デモ「4.19革命」と、1890年代半ばの農民一揆「東学農民革命」の記録について、ユネスコ=国連教育科学文化機関の世界記憶遺産への登録が決まりました。  
 
ユネスコの執行委員会は現地時間の18日、フランスのパリで会議を開き、韓国が登録申請していた「4.19革命」と「東学農民革命」の記録物2件について登録を承認しました。
 
ユネスコの国際諮問委員会はことし3月の会議で、この2件について記憶遺産に登録するよう勧告していました。
 
4.19革命は、1960年に李承晩(イ・スンマン)政権の長期独裁政治に反発した学生や市民が行なった民衆デモで、その記録物には1960年2月に大邱(テグ)で開かれた集会から、不正選挙に反対するため4月19日に開かれた大規模なデモまで、一連の流れが記録されています。 
 
東学農民革命は、1894年から1895年にかけて、李氏朝鮮で起きた農民による乱で、この記録物には、腐敗した指導層や外部勢力の侵略に反発し、平等で公正な社会を目指して起こした民衆の反乱に関する内容が記されています。 
 
この2件の登録が承認されたことで、韓国の記憶遺産は、1997年に登録された「訓民正音解例本」と「朝鮮王朝実録」をはじめ、「承政院日記」、「直指心体要節」、「朝鮮王朝儀軌」、「高麗大蔵経板および諸経板」など、合わせて18件になりました。

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