尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の妻、金建希(キム・ゴニ)夫人は、G7首脳と招待国の「配偶者向けプログラム」に参加したほか、岸田総理大臣の妻、裕子夫人と昼食を交えて懇談しました。
大統領室の李度運(イ・ドウン)報道官によりますと、金夫人は21日午前、広島県立美術館に隣接する縮景園で行われたG7首脳と招待国の配偶者向けプログラムに参加しました。
裕子夫人が主催したこのプログラムには、欧州委員会をはじめ、イギリス、ドイツ、インドネシア、ブラジル、コモロの首脳夫人らも参加しました。
李報道官によりますと、金建希夫人は人間国宝の室瀬和美氏から漆や蒔絵の説明を受けたあと、実際に蒔絵を体験したほか、韓国の伝統文化保全に向けた取り組みを紹介したということです。また、庭園で広島県と縁の深い鯉の餌やりを楽しみながら、各国の文化などについて歓談したということです。
続いて、金夫人は21日午後、裕子夫人と広島市内にあるお好み焼き店で、昼食を交えつつ懇談しました。
李報道官によりますと、両夫人は、G7サミットの夕食会や両国の食文化、ペット、健康管理、趣味など、幅広い分野について話を交わしたということです。
この場で金夫人は、「裕子夫人と頻繁にお会いし、心を分かち合っただけに、両国の国民も更に身近に交流できることを願う」と述べ、裕子夫人は、「今後も互いに頻繁に往来し、豊かな交流を続けていきたい」と答えたということです。