仁川空港と金浦空港の利用者向けに、空港とソウルの主な地下鉄の駅の間で手荷物を当日に配送するサービスが始まりました。
「T-ラゲッジ」と呼ばれる荷物の受け渡しサービスは、仁川空港第1、第2ターミナルと、金浦空港駅、ソウル駅、弘大入口(ホンデイック)駅、明洞(ミョンドン)駅に設置されています。
前日までは英語と日本語、中国語にも対応する専用ウェブサイト(tluggage.co.kr)で、当日は直接「T-ラゲッジ」で申し込むことができます。
このサービスを利用すると、例えば、朝の通勤時に地下鉄の駅で旅行かばんを預け、仕事を終えてから空港で荷物を受け取って旅行に出かけることができます。また、外国人観光客の場合、空港で荷物を預けて観光を楽しんだあと、最寄りの駅で荷物を受け取ることもできます。
料金は1万7000ウォンから4万5000ウォンとなっています。荷物の大きさや配送区間に応じて異なるほか、週末は8000ウォンから1万4000ウォン上乗せされます。
来月12日には江南(カンナム)駅、蚕室(チャムシル)駅、総合運動場駅にも「T-ラゲッジ」が設置され、来月中旬からは、ソウル地下鉄構内にある269か所のコインロッカー「T-ロッカー」でもサービスを利用できるようになります。